インハイ1回戦で激突した中部第一と佐賀東［写真］＝小沼克年

　8月4日、福岡県福岡市で開催されている「令和6年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会（インターハイ）」の男子1回戦が福岡市民体育館で行われ、中部大学第一高校（愛知県）が県立佐賀東高校（佐賀県）に76－55で勝利した。 　序盤は中部第一が先行するも、佐賀東も速攻を繰り出すなどして食らいつき19－18と一歩も譲らない展開。第2クォーター残り6分には佐賀東が一時逆転したが、中部第一はペイント内の攻防で優位に立ち9点差の40－31でハーフタイムへ。後半は第3クォーター立ち上がりに攻勢を強めた中部第一が突き放し、第4クォーターも攻守で圧倒。最後は21点差の76－55で初戦突破を決めた。 　勝利した中部第一は、ターンオーバー23本とミスも目立ったものの、清水祥敬が2本の3ポイントを含むチーム最多17得点を挙げ、インサイドで存在感を放ったトゥレサリウが14得点15リバウンドのダブルダブルを記録。佐賀東は梶原翔琉がゲームハイの22得点、橋口拓仁が15得点、八谷竜愛が13得点をマークしたが、高さで上回る中部第一に押し切られた。 　2021年のインハイ覇者でもある中部第一は、明日5日10時から福岡市民体育館で行われる第1試合で、県立川内高校（鹿児島県）を下した北信越大会準優勝の北陸高校（福井県）と対戦する。 ■試合結果 ＜インターハイ男子1回戦＞ 中部大学第一 76－55 佐賀東 第一｜19｜21｜16｜20｜＝76 佐賀｜18｜13｜13｜11｜＝55