なぜ打率.300で一流なのか?【データで解析 野球の謎!? Vol.5】
ボールにバットを当てるだけでも難しい
インパクトの瞬間の打者の視線はボールよりも先を見ていることが多い。つまりインパクトの瞬間が見えているわけではない
野球界で当たり前のように使われている言葉やプレー。「結局、それってどういうこと?」と聞かれると、意外にうまく説明できない事象を、データや数字を使って解析していく。第5回のテーマは「バッティングにおける判断時間」だ。 先日「ボールのキレ」を解説する中で、「打者はホームベースの2メートルほど手前からボールを目で追いかけることができなくなる」と解説しました。今回は打者が「ボールを打つ」ということが、どれだけ難しいことなのかを説明していきます。 打者は投手が投げたボールに対し、どんな球種・コースかを判断して、打てると判断したら打ちにいきます。ここで・・・
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週刊ベースボール