特殊詐欺被害防いだ和歌山市のコンビニ店長に感謝状
2024年3月、和歌山市内のコンビニエンスストアで、高額の電子マネーカードを購入しようとしていた90歳代の男性に気づいて声をかけ、特殊詐欺被害を未然に防いだ店長に、4月12日、和歌山北警察署から感謝状が贈呈されました。 感謝状が贈られたのは、和歌山市のファミリーマ―ト和歌山榎原店の隅田篤宏店長26歳です。和歌山北警察署によりますと、隅田店長は3月22日のあさ8時ごろ、店で2万円分のアップルギフトカードを買おうとしていた90歳代の男性に気付き、目的をたずねたところ「パソコンが壊れたので、修理してもらうために必要」と説明したため特殊詐欺を疑い、カードを販売せず、すぐに警察へ相談するよう説得して男性を救ったものです。 和歌山北警察署の中岡隆署長は、隅田店長の機転と勇気をたたえ、感謝状を贈りました。 隅田店長は「よくある事例なので、やっぱりと思いました。高額な電子マネーカードを購入する人には、いったん目的を尋ねて確認して、それから判断するよう徹底しています」と話しています。 和歌山北警察署の中岡署長は「非常に感謝している。県内の特殊詐欺被害が後を絶たないなか、県民の皆さんには、県警の特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル“ちょっと確認電話”への通報を引き続き呼びかけながら、コンビニエンスストアなどと連携して特殊詐欺被害防止に尽力する」と話しています。 ”ちょっと確認電話”の番号は、通話料無料のフリーダイヤル0120(508)878番「これは、わなや」と覚えて下さい。