ウクライナ軍、クリミアの石油貯蔵施設を攻撃…露軍はオデーサのトウモロコシ運搬船を破壊
ウクライナ軍参謀本部は7日、ロシアが一方的に併合した南部クリミア半島の東部フェオドシアにある露側の石油貯蔵施設を前夜に攻撃し、「成功」したと発表した。発表によると、石油製品の積み替え量ではクリミアで最大の施設で、特に露軍の需要を満たすために使用されているという。
ロイター通信によると、施設内では複数の石油タンクで火災が発生し、住民約300人が避難している。露国防省は7日、クリミアで6日にウクライナ軍の無人機12機を撃墜したと主張した。
一方、ウクライナの英字ニュースサイト「キーウ・インディペンデント」によると、露軍は6日、ウクライナ南部オデーサの港湾にミサイル攻撃を行い、輸出用のトウモロコシを積んだ民間船を破壊した。露軍は7日にもオデーサの港湾施設をミサイルで攻撃し、ウクライナ国籍の港湾職員1人が死亡した。