佐賀・玄海町長の軽乗用車燃える 核ごみ文献調査を受諾
21日午後8時半ごろ、佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長宅近くの駐車場で「軽乗用車が燃えている」と119番があった。唐津署によると、車の所有者は脇山氏。火は約20分後に消し止められ、けが人はいなかった。左側の前のドア付近の燃え方が激しく、出火原因を調べている。現場は玄海町役場から北西約100メートル。 脇山氏は10日、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査の受け入れを表明していた。 脇山氏の妻宣枝さんによると、脇山氏は「車自体が古いので、不具合かな」と話したという。 22日朝、現場には規制線が張られ、脇山氏の車はブルーシートで覆われていた。