佐賀県内は21日夜から、前線に暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定となり、翌22日午前中にかけて強い雨が降る恐れがある。佐賀地方気象台は、土砂災害を要因とする大雨警報を発表する可能性があるとしている。 　同気象台によると、九州南部付近にある前線が22日にかけて北上する見通し。大雨は21日午後6時から翌22日午前中までを見込み、県内では多いところで21日の1時間当たりの雨量が20ミリ、22日正午までの24時間雨量は80ミリをそれぞれ予想している。 　県内では2002年以降、2月に大雨警報が出たことはない。16年2月には大雨注意報を発令した。（上田遊知）