【長崎】佐賀県玄海町「核のごみ」文献調査受け入れ検討 大石知事「賛成ではない」今後の動き注視
NCC長崎文化放送
お隣佐賀県玄海町の議会がいわゆる「核のごみ」の最終処分場選定の第一段階、「文献調査」の受け入れの検討を進めていることについて大石知事は「今後の動きを注視する」考えを示しました。 【写真】佐賀県玄海町「核のごみ」文献調査受け入れ検討 大石知事「賛成ではない」今後の動き注視
佐賀県玄海町は平戸市や松浦市、壱岐市と海を隔てて30キロ圏内に位置し、原子力発電所も立地しています。玄海町内の建設や宿泊業など3団体は今月、「文献調査」を受け入れるよう議会に請願書を提出し、議会特別委員会は17日、経済産業省や、処分地の選定を行う原子力発電環境整備機構=NUMOの関係者から説明を聞きました。 これらの動きについて長崎県の大石知事は「今後の動きを高い関心を持ってみていく」と話しました。また知事として賛成か反対かの立場を問われた知事は「県民の安全安心を守るということ、様々な影響を勘案しなくちゃいけないと思っておりますのでただちに賛成するといった立場にない」と話しました。 大石知事は去年、県内の対馬市で文献調査受け入れの議論が起きた際も慎重な姿勢を示していました。
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