センバツ21世紀枠県推薦 「地元の皆さんに感謝」 桑名工に表彰状 /三重
来春の第97回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の「21世紀枠」県推薦校に選ばれた県立桑名工業高校(桑名市)で19日、表彰状の伝達式があった。同校は県内では初めて2年連続で推薦校に選ばれた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 石垣尊琉(たける)主将、持舘(もったて)太志、斎藤剛仁(まさひと)の両副主将(いずれも2年)が校長室であった伝達式に出席。県高野連の岡村芳成会長が表彰状を読み上げ、代表して石垣主将が受け取った。 石垣主将は「2年連続で選ばれるとは正直驚いた。先輩が残してくれたものも合わせて評価されたのだと思う。地元の皆さんや企業に感謝し、今後も1番を目指して頑張っていきたい」と話した。 桑名工は地元企業での職場実習と学校での教育を組み合わせた「日本版デュアルシステム」を県内でいち早く導入。野球部員は地域の清掃活動に積極的に取り組み、各方面に好影響を与えていることなどが評価された。秋季県大会では1回戦で桑名西を3―1で破りベスト16に入った。【山本直】 〔三重版〕