真矢ミキ

俳優の真矢ミキが、3月21日に都内で開催されたドラマ「TOKYO VICE Season2」(4月6日[土]スタート　毎週土曜夜9:00～、WOWOWプライム)の舞台あいさつ＆特別試写会に登場。主演のアンセル・エルゴート、共演の渡辺謙、菊地凛子、笠松将、窪塚洋介とトークを行い、今作より参加する自身の役どころなどについて語った。 【写真】主演のアンセル・エルゴートのサプライズバースデーケーキを囲んでニッコリ ■日米共同制作ドラマのシーズン2 同作は、ハリウッドスタッフと日米のキャスト陣によって、“世界で最も撮影が難しい都市”といわれる東京とその近郊で撮影された大作ドラマシリーズの第2弾。世界で最もきらびやかな大都会として憧れられた東京のリアルで凶暴な裏の姿を、WOWOWとアメリカのMax(旧HBO Max)がタッグを組み、極上のクオリティーで描いている。 日本の大手新聞社に就職したアメリカ人青年ジェイク(エルゴート)は、警察担当記者となり特ダネを追い掛けるうちに、ヤクザ絡みの事件を手練で解決する刑事、片桐(渡辺)と出会う。Season1は、登場人物それぞれがショッキングな展開を迎えるという“クリフハンガー”で幕を閉じた。Season2では、ジェイクが東京の犯罪の裏社会により深く入り込んでいき、自分自身や身近な人々の命が恐ろしい危機にさらされていることに気付く――。 Season2より同作に参加する真矢は、Season1から今作のファンだったそうで「Season2に出るとは知らずにSeason1にハマっていた1人です(笑)。今回出ると決まった時にまたSeason1を見直していたんですけど、完璧に途中からまたハマって、自分が出ることを忘れて見入ったものです」とちゃめっ気たっぷりにあいさつ。 ■渡辺との共演に備えて待ち受けを設定 そんな真矢は、渡辺演じる刑事・片桐の相棒となる警視・長田を演じる。撮影を振り返り、真矢は「私はとにかく渡辺謙さんとずっと一緒で、ほぼ謙さんしか会ってないんじゃないか？ってぐらい。とにかく素人じみたことを言うんですけど、(渡辺相手に)『とにかく怯(ひる)むな！』と思って。私、コワモテに見えますが意外と怯むんですよ。だから半年以上、渡辺謙さんを(携帯電話の)待ち受けにしていました」と打ち明け、渡辺らを驚かせる。 続けて真矢は「会う人会う人に『謙さん好きなんですね』って言われるので、『そうなんです！』って。本当に好きなんですけれども、そうやって怯むな！と(渡辺の顔に)慣らして、鼓舞して。でも、(実際は渡辺に現場で)助けていただくことばかりで。カメラがまわったら私が(渡辺演じる片桐を)怒鳴るという意味の分からない状況になっているんですけど(笑)。ぜひ見ていただけたらと思います」と、“世界のケン・ワタナベ”相手の芝居ということで怯みそうになりながら、しっかり強いキャラクターを演じたことをアピールした。 また、舞台あいさつでは、3月14日に誕生日を迎えた主演のエルゴートを祝うべく、サプライズでバースデーケーキが登場。エルゴートは「『TOKYO VICE』の現場で3回誕生日をお祝いしました。うれしいです。本当にありがとうございます。ビックリしました。日本のイチゴは本当においしいですよね」と感動しながら、ステージ上でケーキに載ったイチゴなどをつまみ食いしていた。 ◆取材・文・撮影＝月島勝利(STABLENT LLC)