ブラックアウト想定し復旧訓練 北電と通信事業者が連携
北海道電力は、きょう、災害で道内全域が停電する「ブラックアウト」を想定した訓練をしました。 訓練は、「胆振東部地区で震度7の地震が発生して苫東厚真発電所などが停止し、ブラックアウトが起こった」という想定です。北電は、2018年の北海道胆振東部地震の翌年から毎年訓練をしていて、ことしは初めて通信事業者と合同で実施しました。 訓練では、通信障害が起こったとして、北電の電源車からNTTドコモの移動基地局車に電力を供給し、携帯電話の通信を確保しました。 このほか、NTT東日本は災害用の公衆電話の設置手順を確認しました。 北海道電力総務環境部佐藤大樹さん「各社の災害対応の確認がとれたと思う。(ブラックアウトを)起こさないよう努めているが、訓練をしていざというときに対応できるよう準備していきたい」