<なにわ鳥目線>弁天町駅前付近「大阪ベイタワー」で再出発したビル
今回は大阪市港区のJR大阪環状線・弁天町駅前付近の写真。1枚目の写真でカーブしている線路の先にあるのがJR弁天町駅だ。その駅舎の左横に写る更地は、2014年4月、52年の歴史に幕を下ろした「交通科学博物館」の跡地だ。 【拡大写真】<なにわ鳥目線>大阪市北区「大阪駅」大屋根がつく前後の風景
大阪市長が期待を寄せる大阪ベイタワー
弁天町駅前には大きなビルが建ち並び、駅にいちばん近いビルは複合商業施設「ORC(オーク)200」という名を思い浮かべる人も多いかもしれないが、今年3月から名称は「大阪ベイタワー」となり再出発を図っている。 オーク200は、大阪市の事業で1993年に開業。しかし、バブルの崩壊で637億円の負債を抱えて経営破綻した。後に同市は約86億円で外資系企業に売却し、今年3月に大阪ベイタワーとして再出発を図るに至り。同月29日には「アートホテル大阪ベイタワー」が開業している。 同駅付近から、大阪府と大阪市が統合型リゾート(IR)誘致を計画する人工島「夢洲」は、この場所から直線で5~6キロの距離。3月27日に行われた大阪ベイタワーの発表会では、大阪市の吉村洋文市長が「大阪ベイタワーがベイエリアのランドマークになってほしい」と期待を寄せている。
「POOLS」跡地には温泉施設オープンへ
同ビルには、長年にわたって多くの利用者に愛されたプール施設「POOLS」があったが、昨年3月で閉園。その跡地には、天然温泉を利用したテーマパーク型温泉施設「ソラニワSPA弁天」が2019年2月のオープンを目指し、工事が進行中だそうだ。 1枚目からは少し引き気味に撮影した2枚目の写真は2007年8月に撮影したもの。このころは、時期的にプールも多くの人でにぎわっていたのかもしれない。