能登美景はがきで励まし 輪島の郵便局や警察署で展示
●白山の筆文字教室生ら、応援メッセージ添え 奥能登4市町の風景写真を用いた「能登美景はがき」に、応援メッセージを書き込んだ絵手紙作品展が26日、輪島郵便局など輪島市内の3会場で始まった。来場者は国名勝「白米千枚田」などの写真に添えられた心温まるメッセージに見入り、復興へ歩むエネルギーを受け取った。 白山市在住で「ゆかいな筆文字教室」を主宰する西川美奈子さんと受講生が制作した。美景はがき36枚にカラフルな筆ペンで「夢はあきらめないで」「人生は一度きり 力強くいきよう」などのメッセージが書かれている。美景はがきは北國新聞社と日本郵便が共同企画した。 受講生である遠藤英之輪島署長が3月に赴任した縁で企画された。水彩絵の具などで表現された作品約100点もあり、輪島署や北陸銀行輪島支店でも展示した。警察官募集や特殊詐欺被害防止のチラシも配布する。9月6日まで。