関本賢太郎氏 「巨人戦だけは打たなあかん」“代打の神様”初ヒットの執念回顧「改造したんです」
元阪神の関本賢太郎氏(46)が18日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」(水曜後11・17)にゲスト出演。“代打の神様”としての初ヒットの裏話を明かした。 【写真あり】関本賢太郎氏 球児監督は2軍からの叩き上げ 同じドラフト1位の西純や森木が変わるきっかけつかむのでは 関本氏は現役時代、勝負強い打撃から“代打の神様”と称えられたが、関本氏は「神様はスライドしてくるんです」と阪神では代打を務める選手に引き継がれているものだとした。 それでも代打の役割となった際には「巨人戦だけはとりあえず打たなあかん。やっぱ阪神の代打の神様は巨人戦だけはとにかく打たなあかん」と考えていたという。 だが「巨人の対戦する可能性のあるピッチャー陣、ことごとく苦手すぎて」と関本氏。「中継ぎのエースの山口鉄也ってピッチャーが大嫌いなんですよ、僕。相性悪すぎて」としたものの、「このままじゃやっていけないから、山口鉄也だけのバッティングフォームに改造したんですよ、僕」と驚きの事実を明かした。 そうして「そのシーズンオフから6カ月ぐらいですかね、6カ月ぐらいの間にビデオ見て、資料見て、攻められ方研究して、ずっと室内で打ってっていうバッティングフォーム改造して」と準備を重ね、「1回目の次の年の対戦、山口との。サヨナラの場面で回って来たんですけど、サヨナラヒット打てたんですよ」と2014年4月13日巨人戦でのサヨナラ安打を振り返った。 「6カ月追い求めて来た155キロのシュートを、6カ月狙われてるとはたぶん向こうのバッテリー思ってなかったと思うんですけど」と話すと、「かまいたち」濱家隆一は「執念ですね。凄いですね」と感心した。 関本氏は「それがまあ最初の代打の神様でのヒットやったんですけど」と懐かしんだ。