【こたつに要注意!】カビが増えればダニも増える?!撃退には「アイロン」「カイロ」が有効…どう使う?
「スチームは冷えると結露の原因になってしまうので、なるべく使わないほうが無難ですが、しっかり乾かすことができるのであればスチームを使う方がよい場合もあります」 「ちなみに、加熱をしてもカビの見た目は変わりませんので、生きているかどうかの判断は見た目ではできません。しっかり加熱をしたら、アルコールか食器用中性洗剤で拭いたり、干したりして除去しましょう」 「また、この温度ではカビの胞子までは死なないことも多いですが、ここからかびが生えるまでにはさらに少なくとも数日はかかります。なので、次にかびをはやさないためにこういったところは注意して風を送るなど乾燥に努めましょう」 「アルコールや殺菌剤を使う場合、カビをしっかり退治するためには少し時間をおいておくのもコツの一つです。キッチンペーパーなどにアルコールをしみこませて貼っておく、殺菌剤を吹いたあとには食品用ラップなどをぺたっと貼っておくことで、しっかり浸透させるイメージです。時間は数分で良いです」 「ただ、しばらく貼っておくことで薬剤が染みてほしくないところまで染みることもあるので、場所は選んで行ってくださいね」 ■衣類を虫食いやカビから守るには「カイロ」! (東洋産業 大野竜徳さん) 「衣類や衣替えの時の衣類などの保管も、最後に見直してみましょう。押し入れやクローゼットにしまって、次のシーズンまでさようなら、となりやすいものですが、季節の変わり目に取り出したら虫食いやカビがあったら残念ですね」 ーそうならないようには、どのように保管したらよいでしょう。 (大野さん) 「吊るして保管したり、ときどき干してやったりするのがいいと知ってはいても、ちょっと面倒ですよね。そんな時には一工夫。どうするかというと…カイロを利用します!」 「袋から取り出すと、ぽかぽか暖かいカイロ、この時期にお持ちの方も多いのではないでしょうか。カイロは空気中の酸素を消費して、熱に変えます」 「布団圧縮袋や衣類圧縮袋、大型のチャック袋に衣類や布団などを詰めて袋から出したカイロ(まだ温かさが続きそうな使いかけのものでもいいです)を入れておくだけで防カビ、防虫になります」
「カイロは袋の中の酸素を使って、中を脱酸素状態にしてくれます。酸素がない状態ではダニや害虫は生きていけませんし、カビも生育することはできません。しっかりした袋の中には水分が入ることもないので、次に使うシーズンまでしっかりと中身を守ってくれます」 「しっかりと袋の口を閉め、破れがないことを確認したらそのまましまい込んでOKです」 冬物ニットやコートなどをしまう際には、使い残したカイロを活用してみてください。
RSK山陽放送
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