荷物の積み降ろしなどのグラハン業務を飛行機の間近で見学する学生ら＝11日午後、松山市南吉田町

　愛媛県の松山空港利用促進協議会（事務局・県航空政策室）は11日、松山市南吉田町の松山空港で学生向け職場見学会を開催した。県内外の大学生ら21人が参加し、普段は立ち入ることのできない駐機場に足を踏み入れるなどして、空の玄関口の仕事の魅力に触れた。 　空港内で業務に当たっている5社が案内した。駐機場で学生らは、日本航空便などの地上支援業務「グランドハンドリング（グラハン）」を担う西鉄エアサービス（福岡市）のスタッフが到着便を誘導したり、荷物を積み降ろしたりする様子を間近で見学。職員は到着からの数十分で作業を終えて定刻出発を徹底するため、チームワークを重視していると紹介した。