FOMC後は一気に年末モードへ、相場の急な変動にご用心
今週はFOMCや日銀金融政策決定会合などが目白押し。金融緩和終了を見越した、急な相場変動に注意が必要です(写真:travnikovstudio/PIXTA)
先週はアメリカ株が急騰となり、日本株もいったんは高くなったが、アメリカ市場ほどの戻りとはなっていない。下がる時はアメリカ株以上に下がり、上がる時はアメリカ株のほうが上がるという感じだ。世界的な資金の流れとしてアメリカの金融政策を気にするということになる。 今週はアメリカでFOMC(連邦公開市場委員会)が開かれ、日本では日本銀行の金融政策決定会合が開催されるほか、欧州でもECB(欧州中央銀行)理事会が開催されるなど、世界的な金融政策の方向感がみられる週となっている。 なかでも、インフレが進むアメリカでは金融緩和の終了が決定している状況のなかで、利上げ時期への言及があるのかどうかが注目点となっている。
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清水 洋介