富岡を視察、町民と交流 ミス・インターナショナル代表
「第62回ミス・インターナショナル世界大会2024」に出場する各国・地域代表の女性32人は6日、福島県富岡町を訪れ、東日本大震災や東京電力福島第1原発事故からの復興状況を学び、町民と交流した。 東京都内で12日開かれる世界大会を前に日本各地を巡る一環として訪問。「とみおかアーカイブ・ミュージアム」を視察して震災や原発事故について理解を深めたほか、富岡漁港近くに桜を植樹した。 歓迎会では山本育男町長が「町の現状を多くの人に伝えてほしい」とあいさつした。アイルランド代表のハナ・カスリーン・ホークショーさんは「想像以上の災害だと分かった。一方、皆さんの立ち上がる力も感じた。世界の人々が見学に来るべきだ」と語った。 地元・王塚神社の神楽や餅つき、太鼓演奏も見て回った。出場者は交流サイト(SNS)などを通じて情報発信をしていくという。7日は「とみおかワインドメーヌ」などを視察する。