「毎回ドキドキ(笑)」日本ハム・新庄監督 アンダースロー鈴木健矢の粘りを称賛
◇プロ野球セ・パ交流戦 日本ハム8-2巨人(2日、東京ドーム) 日本ハム先発の鈴木健矢投手は、6回途中102球を投げ2失点の好投で5勝目を挙げました。 【ハイライト・6/2】鈴木健矢今季最多102球の力投で日ハム先勝‼【巨人×日本ハム】 この日の巨人打線は、4番・岡本和真選手以外の残りスタメン8人が左打者。右投げのアンダースローの鈴木投手は、対右打者の被打率が.115なのに対し、対左打者の被打率は.272。今季左打者を苦手としているため、『鈴木投手対策』とも思われるラインナップでした。
新庄監督は「あれだけ左バッターがそろえられたら、毎回ドキドキで(笑)。捉えられ始めたらすぐ代えようかなと準備はしていたのですが、粘ってくれた」と、苦手な左打者相手にも、粘りの投球を称賛。 元々はサイドスローだった鈴木投手は、新庄監督の助言でアンダースローに転向。「僕の期待にすごく応えてきてくれているので、頼もしいです」とコメントしました。 また次回の登板については「中2日くらいでいけるんじゃないですかね。彼のピッチングなら(笑)」と冗談を言う場面も。最後は「ゆっくり休んでもらってね。次の登板に備えてほしいです」と、笑顔で語りました。 交流戦2カード連続の勝ち越しがかかる日本ハム。3日は伊藤大海投手に先発マウンドを託します。