麻生氏「安倍外交の後は俺が…」 “もしトラ”見据え関係構築
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今回の2人の会談はどのような思惑で実現したのでしょうか。麻生氏の狙い、日本政府の狙いについて報告です。 (政治部・澤井尚子記者) 麻生副総裁の周辺は、面会は去年の年末から模索していて、外交的なアピールを狙うトランプ氏側とあうんの呼吸で実現したと話しています。 麻生氏の一番の狙いは、トランプ氏側が復権した場合に備えた関係の構築です。 周辺に「安倍外交を知っている俺がやるしかない」と意気込みを語っていたということです。 一方で、岸田総理はまだ2週間前に国賓待遇でバイデン大統領に迎えられたばかりです。 政府側は、今回の会談はあくまで議員外交と位置付けて距離を置く姿勢を示しています。 林官房長官 「麻生副総裁の訪米は一議員として行われたものと承知をしております。政府として関与していない」 ただ、ある岸田総理の周辺は、麻生さんの独自のセンスでつながりが重層的になって厚みが出るのは良い事だと歓迎しています。 まずは様子見で、成り行きを慎重に見守りたいというのが本音のようです。
テレビ朝日