神戸が武藤の劇的ゴールで初の連勝を飾る!鳥栖が鹿島に逆転勝ちで最下位を脱出 | 4月20日結果まとめ | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】20日、明治安田J1リーグ第9節、J2リーグ第11節、J3リーグ第3節と第9節の延期分の計14試合が行われた。 ●今日のJリーグ中継・実況解説 | 放送予定・試合日程
J1は7試合が開催した。 サンフレッチェ広島は10分、MFスパチョークのゴールで札幌にリードを許したが、後半早々にDF中野就斗の強烈なミドルシュートが決まって追いつく。最終的に広島が18本のシュートを放ったものの、2点目を仕留め切れずにドローで終えている。 湘南ベルマーレとヴィッセル神戸の一戦は、試合終盤まで拮抗した展開が続き、互いにスコアレスのまま終わるかと思われた試合終了間際に、FW大迫勇也のラストパスをFW武藤嘉紀が沈め、土壇場で勝ち越した神戸が劇的な形で初の連勝を飾っている。 サガン鳥栖と鹿島アントラーズの一戦は、激しい撃ち合いとなった。先制したのは鹿島。11分、大卒ルーキー・DF濃野公人のゴールでリードした。だが、ここから鳥栖が怒涛の反撃を見せる。30分にはMF河原創、前半アディショナルタイムにはマルセロ・ヒアンのゴールで前半のうちに逆転に成功。その後はこう着状態が続いたが、試合終盤に再びマルセロ・ヒアンのゴールで2点差とした鳥栖が、再び1点を返されたものの、最後はMF福田晃斗のゴールで締めくくり、7試合ぶりの勝利を飾っている。 アビスパ福岡とジュビロ磐田の一戦は、磐田がFWジャーメイン良の2ゴールで先行したが、福岡もシャハブ・ザヘディが2点を沈め、互いのエースが仕事した中で勝ち点1を分け合っている。アルビレックス新潟と京都サンガF.C.の一戦は、FW谷口海斗のゴールを逃げ切った新潟が6試合ぶりの勝利を飾っている。 浦和レッズとガンバ大阪の一戦は、78分にFW坂本一彩の2試合連続ゴールで終盤に勝ち越して連勝をマーク。川崎フロンターレと東京ヴェルディの一戦は、お互いに決定機を作りながらもゴールを奪えず、スコアレスドローで勝ち点1を分け合っている。 J2は5試合が行われた。 清水エスパルスとベガルタ仙台の上位対決は、ホームの清水が16分にルーカス・ブラガのゴールで先制し、54分にはFW北川航也のゴールでリードを広げる。その後は仙台に1点を返されたが、17歳のMF西原源樹がクラブ最年少記録を更新する3点目を沈めた。後半アディショナルタイムに1点を返されたが、このリードを逃げ切って首位を死守している。 首位の背中を追うファジアーノ岡山は、FW岩渕弘人が1ゴール1アシストの活躍でロアッソ熊本を下して清水との勝ち点「3」差をキープ。モンテディオ山形はFWイサカ・ゼインとMF杉山直宏のゴールで愛媛FCを、ヴァンフォーレ甲府は、最下位のザスパ群馬を相手にFWピーター・ウタカの2ゴールを含む4得点で快勝。藤枝MYFCと徳島ヴォルティスの下位対決は、FWブラウンノア賢信の移籍後初ゴールを逃げ切った徳島に軍配が上がっている。 J3は延期分の2試合が開催。いわてグルージャ盛岡とFC琉球の一戦は、琉球が立ち上がりに先制したが、岩手がFW都倉賢の初ゴールで同点。このままスコアは動かずに勝ち点1を分け合っている。もう一つのカードの松本山雅FCとカマタマーレ讃岐の一戦は、53分にMF菊井悠介の初ゴールで先制した松本が一時は同点とされたが、81分にオウンゴールで勝ち越して5試合ぶりの白星を手にしている。 ■4月20日開催 結果 ・J1第9節: 札幌 1-1 広島 京都 0-1 新潟 鳥栖 4-2 鹿島 湘南 0-1 神戸 福岡 2-2 磐田 浦和 0-1 G大阪 川崎F 0-0 東京V ・J2第11節: 山形 2-1 愛媛 甲府 4-1 群馬 清水 3-2 仙台 藤枝 0-1 徳島 岡山 2-0 熊本 ・J3第3節: 岩手 1-1 琉球 ・J3第9節: 松本 2-1 讃岐