高速料金が半額以下にも!? さらに設定エリア内は“乗り放題”! オトクに便利にドライブができるETC周遊割「ドラ割」とは
まもなく紅葉の時期を迎える東北地方の高速道路が“乗り放題”の周遊パス
10月中旬に東京都内で真夏日を記録するなど、異例づくめだった今年の残暑もようやく終わり、季節は一気に秋めいてきました。 【画像】こんなにオトクに旅ができちゃう!? ETC周遊割「ドラ割」を写真で見る(20枚) この行楽に絶好のシーズンに、紅葉を楽しむドライブを計画している人も多いのではないでしょうか。 2024年シーズンの紅葉は、猛暑とその後の残暑でやや遅れ気味ですが、11月上旬には東北地方の標高の高いエリアで、そして中旬には東北の平野部、そして関東北部の山沿いの地域で紅葉の最盛期を迎えます。 この紅葉ドライブにぜひ活用してほしいのが、NEXCO東日本が発売するETC周遊パス「[ドラ割]東北観光フリーパス 首都圏発着プラン」です。
ETC周遊パスとは、指定された「周遊エリア」の高速道路が定額で“乗り放題”、つまりICから何度流出、流入しても、通行料金が変わらない商品です。 商品は周遊エリアだけの「周遊プラン」ものと、特定の発着エリアとの往復を組み合わせた「発着プラン」のふたつが用意され、近隣のドライブを楽しむ人、遠出してのドライブを楽しむ人の双方に対応する内容となっています。 利用にあたっては、出発前にPCもしくはスマートフォンからNEXCO東日本が運営するサイト「ドラぷら」にアクセスし、申し込みが必要です。申し込みにあたっては、利用開始日や車種(普通車/軽自動車)などのほか、ETCカード番号および有効期限などの情報の入力が求められます。利用料金は通常のETC走行と同様にクレジットカードに課金されることとなります。 それでは、今回ご案内する[ドラ割]東北観光フリーパス 首都圏発着プランの詳しい内容について見ていきましょう。 この商品には「東北6県周遊プラン」と「南東北周遊プラン」という、“乗り放題”の範囲が異なるふたつの選択肢が用意されます。 前者は白河IC以北の東北道、いわき勿来IC以北の常磐道など、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の高速道路が“乗り放題”の周遊エリアとなります。後者は東北道が若柳金成IC以南の東北道、鳴瀬奥松島IC以南の三陸道など、宮城県、山形県、福島県の高速道路が周遊エリアです。 発着エリアはどちらも常磐道の三郷IC~土浦北IC、東北道の川口JCT~羽生IC、関越道の練馬IC~花園IC、圏央道の下総IC~あきるのICとなっています。 料金および利用可能日数は、東北6県周遊プランが普通車1万6000円、軽自動車等が1万2800円で3日間、南東北周遊プランは利用可能日数により料金が異なり、2日間は普通車が1万1500円、軽自動車等が9200円、3日間は普通車が1万3500円、軽自動車等が1万800円となっています。 なお日数については発着エリアで流入、流出した日時をもとにするのではなく、周遊エリア内のICでの流出、流入がベースとなります。そのため利用最終日の夜に周遊エリアから流入し、深夜0時を回った時間帯に発着エリアから流出すれば、利用可能日数を存分に楽しむことができます。