『ライオンの隠れ家』第7話は“ロードムービー”? 松本P「3人の時間に癒される回」
柳楽優弥主演ドラマ『ライオンの隠れ家』(TBS系)第7話の放送に向けて、松本友香プロデューサーのコメントが公開された。 【写真】『ライオンの隠れ家』第7話先行カット(全38枚) 本作は、柳楽演じる市役所で働く平凡で真面目な優しい青年・小森洸人と坂東龍汰演じる自閉スペクトラム症の美路人の兄弟が、突然現れた「ライオン」「風神」と名乗る謎の男の子との出会いをきっかけに“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンスドラマ。 『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)や『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)シリーズの徳尾浩司と、今作が連続ドラマデビュー作となる新人・一戸慶乃が共同で脚本を手がけている。 柳楽、坂東のほか、齋藤飛鳥、佐藤大空(子役)、柿澤勇人 、入山法子、岡崎体育、尾崎匠海(INI)、平井まさあき(男性ブランコ)、森優作、桜井ユキ、岡山天音、でんでん、向井理、尾野真千子がキャストに名を連ねている。 松本プロデューサーは第6話について、「これまでの伏線回収回」と振り返り、「第1話の冒頭とラストで見えた橋の上の謎の女性と男の子の緊迫のシーンの全てが明かされた回でした。あの橋の上のシーンは第1話と同時に6話分も撮影したため、クランクイン直後の真夏の撮影ではありましたが、山奥で1日雨ふらしの撮影に耐え抜いてくださった尾野さんと大空くん、撮影隊の魂が詰まっています!」と力説。 第7話ついては、「ひょんなきっかけである景色の綺麗な島に逃避行の旅に出るロードムービー回となっています!」とこれまでと若干トーンが違う回であることを明かし、「背景には愛生(尾野真千子)のこと、祥吾(向井理)のこととサスペンスの軸はありますが、その緊張感から少し解放され久しぶりの3人の時間に癒される回でもあると思います」とコメントを寄せた。 松本友香(プロデューサー)コメント 第6話撮影裏話 これまでの伏線回収回で、第1話の冒頭とラストで見えた橋の上の謎の女性と男の子の緊迫のシーンの全てが明かされた回でした。あの橋の上のシーンは第1話と同時に6話分も撮影したため、クランクイン直後の真夏の撮影ではありましたが、山奥で1日雨ふらしの撮影に耐え抜いてくださった尾野さんと大空くん、撮影隊の魂が詰まっています! 監督も渾身の迫力映像と俳優部の迫真のお芝居を撮れてすごく思い入れが強いシーンだそうです。 この日の天気は映像とは違い実際は薄曇りでほぼ晴れていたので、VFXチームが悪天候の世界を作ってくださいました。ただ、撮影もあと2カットの時、突然ゲリラ豪雨がやってきて、辺り一面暗くなり、大粒の雨が降り出しました。なので、1カットだけ、本当に天然の豪雨の中で撮影しているカットが混ざっています! それを見つけられたら相当なマニアックウォッチャーだと思います(笑)。 そしてライオン役の大空くんはこのドラマで、一番色んなロケ場所に行っているかもしれません。ある時は山奥、ある時は山の頂上、海、川など……。5歳なので毎日の撮影が初めてなことばかりですが本当にタフにどんなシーンでも楽しんで過ごす姿がたくましい存在です。 第7話みどころ&注目ポイント 洸人(柳楽優弥)と美路人(坂東龍汰)、ライオン(佐藤大空)が、ひょんなきっかけである景色の綺麗な島に逃避行の旅に出るロードムービー回となっています! そのあるきっかけのキーパーソンになるのはまたまた貞本(岡崎体育)……! ライオンを守るためにこの選択をした洸人ですが、洸人からしても美路人とこれまで通り2人で生活していたら、実家から外に出るなんて考えてこなかった、考えようとすらしなかった選択かもしれません。みっくんにとってもとんでも大冒険です! そんな3人のドタバタ珍道中や島での生活を楽しめる回ではあります。もちろんは背景には愛生(尾野真千子)のこと、祥吾(向井理)のこととサスペンスの軸はありますが、その緊張感から少し解放され久しぶりの3人の時間に癒される回でもあると思います。
リアルサウンド編集部