【雅子さまと愛子さま】華やか「春の園遊会」ファッションに見えた、母娘のさりげないリンクコーデ…そのポイントとは|STORY
今回のお召し物は過去にも
(C)EPA=時事 2023年6月にインドネシアをご訪問された天皇皇后両陛下。雅子さまにとって21年ぶりの国際親善となる特別な海外訪問となったインドネシアでも、春の園遊会でのセットアップをお召しになられていました。 「小物やインナーを変えて、お召しものを着回し大事にされる雅子さま。園遊会では同色のレースのインナーを合わされていましたが、インドネシアでは白いレースのインナーを合わされ、より涼やかな印象でした。海外でも天皇陛下とのネクタイの色合わせは健在で、仲のよさが伺えました」
シャープな衿のジャケット×タイトスカートは雅子さまの代名詞的スタイル
2002年10月、秋の園遊会にて。オフホワイトの織りが施された素材のセットアップをお召しに。お色が控えめな分、3連のパールのネックレスや大ぶりのパールリング、ゴールドのブローチやパンプスで華を添えられています。園遊会での洋装では通常のご公務よりも丈が長いことが多いのですが、出席者に着物を着ている方が多いことへの御配慮なのではと言われています。(C)JMPA
2019年6月。宮中午餐会を終えてフランスのブリジット大統領夫人と。織が華やかなジャケットのセットアップに、同素材のクラッチバッグ、そしてブルーと白のバイカラーのパンプスと同色で全身統一された装いは6月の季節の花、紫陽花をおもわせます。フラットに見えがちな全身同色スタイルを、素材の変化でリズムをつけた洗練された着こなし。(C)JMPA
2019年10月、第60回海外日系人大会記念式典にて。デザインはシンプルに、美しいシルエットで魅せるセットアップは、柿や杏を思わせる秋らしい色。グローブも同色、クラッチバッグやパンプスは茶系を合わされたグラデーションスタイルがノーブルな装いです。(C)JMPA
淡いピンクが春らしくフレッシュな愛子さまは「フレアスカート」でより可愛らしい印象
写真:代表撮影/ロイター/アフロ 園遊会デビューだった愛子さま。淡いピンクのセットアップに同色のトーク帽、MIKIMOTOとお見受けするベビーパールのチョーカーを合わされたフレッシュな装いで注目を集めました。 「幼少期はブルーのお召しものが多い印象がありましたが、成年皇族となってからはピンクのお召しのものを選ばれていることが多いように感じます。2023年皇居三の丸尚蔵館を訪問された際、雅子さまのお誕生日に際してのお写真の際、秋篠宮妃紀子さまの誕生日にお祝いのあいさつをする際、2024年ケニアの大統領夫妻との昼食会に同席された際などもピンクのセットアップでした。 雅子さまらしさを感じるテーラードジャケットですが、愛子さまは丈は短め、スカートもフレアタイプを合わされ、知性の中に初々しさ、可愛らしさを感じられるスタイルです」