【ボートレース】山田理央 師匠・平高奈菜の教えは「義理人情だけはちゃんとしろ」
【女子ボートレーサー・インタビュー 山田理央(24=香川)後編】 来年1月からA級レーサーとなることが決定。実力、人気ともに上昇中のボートレース界の〝ダーリオ〟が師匠・平高奈菜、プライベート、そして将来について…思いの丈を明かした。 ――師匠は平高奈菜選手。平高選手に弟子入りしたのは 山田 私、理解能力が低いんですけど…。まるがめで一緒の時に、私に合わせて教えてくれてメチャクチャ分かりやすかった。具体的に言ってくれてほめてくれるし、ダメなところはダメと言ってくれます。ターンもカッコいい。でも一番は、フランクな人間性ですね。平高さんみたいな選手なりたいです。 ――師匠に言われてることは 山田 「義理人情だけはちゃんとしろ」と言われてます。 ――レース面のアドバイスは 山田 「聞かにゃ答えんよ」って言われてるんで最近はどんどん聞いてます。スタートが怖いという相談をしたら「気にしてたら逆に切るから、コンマ20で大丈夫だから道中で勝負しろ」って…。予選は「ただ準優に乗りたいだけじゃなくて準優に内枠で乗るには予選をどうするか、もっと頭を使え」と言われてます。 ――ペラのアドバイスは 山田 「ペラの水の流れを体感しなさい。どから水が抜けて、どこで水をつかんでるとか、もっと試運転で乗って感じなさい」と言われてます。 ――近い将来の目標は 山田 まだ準優止まりなんで優出したい。A1にもなりたいです。地区選とか大きいレースにも出たいです。 ――大きな目標は 山田 将来は平高さんと年末の賞金女王(PG1クイーンズクライマックス)を一緒に走りたい。SGも走ってみたいです。 ――印象に残ってる自分のレースは 山田 昨年10月の戸田G3オールレディース(4日目10R)で6コースからまくり差して1等のレースです。エンジンがメッチャ出てて舟の向きも良かった。初めて6コースから1等が取れてデビュー初勝利の水神祭よりもうれしかったです。 ――将来はどんな選手になりたい 山田 メッチャこの人面白いな、って思われるレースができるようになりたいです。道中追い上げたり、1周1Mまくり差したり…。豪快なレースをして、この人のレースが見たいと思われるような選手になりたいです。平高さんみたいな。 ――まるがめのフレッシュルーキー 山田 私でいいんでしょうか、って感じです。下の子とかメチャクチャ上手なんで。フレッシュだからって緊張しないように期待されてる分も活躍したいです。 ――趣味とかは 山田 今はないんですよ。ゴルフを始めようと思ったけど、行けてないです。旅行は好きです。最近もF休みの時に同期のくー(寺田空詩)、ベー(刑部亜里紗)と韓国に行きました。ショッピングと食べ物と美容目的です。 ――同期は仲いい 山田 (石丸)小槙ちゃんは、よくランチに行ってます。同期の女子はみんな仲いいです。 ――ファンには「ダーリオ」のニックネームも浸透してきた 山田 内田理央さんのダーリオですよね。ファンにそう言われるのはありがたいです。昔から友達には言われることもありました。顔は内田さんに負けてますが…(笑い)。もっと、名前を売れるように頑張りたいです。
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