【NFL】チーフスに勝利し「ずっとこの試合を楽しみにしていた」とパッカーズQBラブ
2年以上前のキャリア初先発から、ラブが大きく成長したのは明らかだ。先発として初めて過ごしているフルシーズンを通じて、ラブのプレーも成長している。
シーズン序盤は不安定だったものの、ラブは急成長を遂げた。パッカーズのバイウイークを経て、シーズン第7週以降、ラブはダラス・カウボーイズのQBダック・プレスコットに続いてNFLで2番目に多いタッチダウンパス14回を記録している。ポケット内でのプレーがより快適になり、ラブが自信を持ってプレーすることで、パッカーズのオフェンスが活性化された。シーズン序盤に不安定だったロングパスも、ついに成功し始めている。
ラブの活躍によってパッカーズは3連勝を飾り、そのうちの2試合はプレーオフ圏内のチーム(デトロイト・ライオンズ、チーフス)に対するものだった。今シーズン2勝5敗から始まったパッカーズだが、現在は6勝6敗でワイルドカードの最終枠に位置している。チームの活躍と、勝率5割以上の対戦相手がいないという残りのスケジュールの緩さを考えると、数週間前まで遠い目標だったプレーオフが現実味を帯びてきた。
多くの疑問を抱えながらシーズンを迎えて、出だしでつまずいていたラブだったが、今や成長し、成熟し、パッカーズファンが興奮するような才能を発揮している。