ソリベス トルモとコッチャレットがベスト8に進出 [WTAラバト／テニス]

写真はBNLイタリア国際（イタリア・ローマ）でのサラ・ソリベス トルモ（スペイン）（Getty Images）

　WTAツアー公式戦「ラーラ・メリヤム王女殿下グランプリ」（WTA250／モロッコ・ラバト／5月19～25日／賞金総額26万7082ドル／クレーコート）の女子シングルス2回戦で、第3シードのサラ・ソリベス トルモ（スペイン）がナディア・ポドロスカ（アルゼンチン）を7-5 3-6 6-3で振りきりベスト8進出一番乗りを決めた。 ～ラーラ・メリヤム王女殿下グランプリでベスト8進出一番乗りを決めた第3シードのソリベス トルモ選手～ 　一進一退で迎えた3-5から3ゲームを連取して第1セットを先取したソリベス トルモは主導権を取り戻したポドロスカに第2セットを取り返されたが、第3セット2-0と先行しながら2-2に追いつかれたあと3-3から2度連続でブレークに成功して2時間58分で勝利を決めた。 　ソリベス トルモは次のラウンドで、ともに同日に勝ち上がりを決めたマヤル・シェリフ（エジプト）とマリア ルルデス・カルレ（アルゼンチン）の勝者と対戦する。 　シェリフがワイルドカード（主催者推薦枠）で出場したアヤ・エル アオウニ（モロッコ）を6-2 6-1で退け、カルレは第3シードのアランチャ・ラス（オランダ）を6-3 6-3で倒してシードダウンを演じた。 　この日は2回戦がもう1試合行われ、第7シードのエリザベッタ・コッチャレット（イタリア）がバイ・ジュオシャン（中国）を6-4 6-2で下して8強入りを決めた。 　そのほかの試合ではディフェンディング・チャンピオンで第4シードのルチア・ブロンゼッティ（イタリア）、ワン・ヤファン（中国）、ビクトリヤ・トモバ（ブルガリア）、マルチナ・トレビザン（イタリア）が2回戦に駒を進めた。 　第8シードのジュ・リン（中国）は同胞のワンに6-4 0-6 2-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。