千葉県知事選と千葉市長選、来年3月16日に投開票 ともに任期満了
千葉県選挙管理委員会が12日、県庁で開かれ、来春の任期満了に伴う知事選について、来年2月27日告示、3月16日投開票の日程で行うことを決めた。欠員が出ている松戸、茂原、成田、四街道、香取市・神崎町・多古町の5選挙区の県議補選(3月7日告示)と千葉市長選(同2日告示)と同日選となる。 現職で1期目の熊谷俊人氏(46)は態度を明らかにしていない。再選を目指すとみられているが、先月31日の定例記者会見で次の知事選について問われた際には「(これまでの任期を)振り返り、次の4年間、私が(知事を)させて頂きたいと自信を持って県民の皆様方に訴えられるか、希望を感じてもらえるようなビジョンを提示できるか、しっかりと自問自答した上で、しかるべき時期に意思表示をしたい」と話していた。 知事選では、元船橋市議の門田正則氏(77)が無所属で立候補する意向を表明している。前回は8人が立候補し、投票率は38.99%だった。 任期満了に伴う千葉市長選を巡っては、現時点で立候補を表明している人はおらず、現職で1期目の神谷俊一氏(51)も態度を明らかにしていない。前回は3人が立候補し、投票率は45・03%だった。(熊谷姿慧、前田基行、田辺詩織)
朝日新聞社