シード落ちした兼本貴司が復活V シニア未勝利の片山晋呉は3打差2位 伊澤利光は「78」と崩れて38位
<ノジマチャンピオンカップ箱根 最終日◇19日◇箱根カントリー倶楽部(神奈川県)◇7060ヤード・パー71> 【動画】片山晋呉が17歳から心に刻む ジャンボ尾崎の言葉 国内シニアツアー開幕戦の最終ラウンドが行われ、単独首位から出た兼本貴司が5バーディ・1ボギーの「67」で回り、トータル10アンダーで逃げ切り優勝。2年前の今大会に続く、シニア2勝目。優勝賞金1000万円を手にした。 兼本は出だしの1番でボギーとするなど7番を終えた時点で後続に並ばれる場面もあったが8番パー5で2オンに成功して2パットのバーディで単独首位に返り咲くと続く9番パー4でもバーディ。後半も1バーディとして後続を突き放した。 レギュラーツアー2勝の兼本は、シニア2年目・2022年の今大会でシニア初優勝を遂げると、同年の賞金ランキング3位。しかし、23年は13試合に出場してトップ10入り2回と低迷し、賞金ランキング33位でシード権を手放した。今季は出場権をかけた予選会を1位で通過。今大会で見事に復活を遂げた。300ヤードの飛距離が武器。 3打差の2位タイには片山晋呉と前年覇者のI・J・ジャン。4打差の4位タイには深堀圭一郎、横尾要、5打差の6位に手嶋多一が入った。 ダンスのような変則スイングの韓国出身、トラさんこと崔虎星(チェ・ホソン)は、今大会で国内シニアデビュー戦。2日間トータル3アンダー・8位タイに入った。 初日1打差の2位につけていた伊澤利光は「78」と崩れて、ホストプロの藤田寛之と並びトータル2オーバー・38位タイに終わった。昨年のシニア賞金王の宮本勝昌は、トータル4オーバー・53位タイ。シニア4戦目の丸山茂樹はトータル7オーバー・75位タイ。 シニアデビュー組では、“すしダンス”でおなじみのすし石垣がトータル2アンダー・11位タイ、レギュラーツアー7勝の今野康晴がトータル1オーバー・31位タイで競技を終えている。 【上位の最終成績】(カッコ内はFRのスコア) 1/-10/兼本貴司(67) 2T/-9/片山晋呉(68)、I・J・ジャン(69) 4T/-6/深堀圭一郎(69)、横尾要(70) 6/-5/手嶋多一(69) 7/-4/ソク・ジュンユル(71) 8T/-3/崔虎星(70)、佐藤えいち(71)、山下和宏(73)
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