フジテレビ系月９ドラマ「海のはじまり」の主題歌「新しい恋人達に」を歌うback number

　３人組バンドのｂａｃｋ　ｎｕｍｂｅｒが、Ｓｎｏｗ　Ｍａｎ・目黒蓮（２７）主演のフジテレビ系月９ドラマ「海のはじまり」（７月１日スタート）の主題歌「新しい恋人達に」を歌うことが１９日、決まった。月９主題歌は２０１５年１０月期の「５→９～私に恋したお坊さん～」（石原さとみ主演、７月１日スタート）で「クリスマスソング」を担当して以来、約９年ぶりになる。 　目黒も出演した同局系「ｓｉｌｅｎｔ」（２２年、川口春奈主演）の脚本家・生方美久氏、風間太樹監督、村瀬健プロデューサーが再集結。「親子の愛」がテーマのオリジナル作品だ。 　「連続ドラマにとって主題歌は命」と語る村瀬氏は企画段階から、同バンドにオファーすることを決意。「“弱い男が秘めている強さ”、逆の“強い男が抱えている弱さ”みたいなものを一貫して描いているバンド。主題歌は“父の子に対する想（おも）い”をテーマにした曲にしたいと考えた時、（ボーカル＆ギターの清水）依与吏さんが描いてきた主人公が父親になった姿が、僕の中で浮かんできた」と理由を語った。 　村瀬氏と食事し、直接、今作への思いを伝えられた清水依与吏は、１話から９話までの脚本を読み込み、作品に寄り添った楽曲を制作。ミディアムバラードの同曲を完成させた。 　「遠い昔に失くしてしまった無邪気さに出会った時、自分では到底思いつきもしないであろうものを作る新しい世代を目の当たりにした時、そして、命の誕生を目にした時、“もうバトンを渡さないといけないんだろうな”と感じます。とはいえ、これがなかなか簡単にいかない。自分の人生を諦められない。でも、心から大切にしたい、とも思う」と説明。「いつも『誰にも言うべきじゃない』と閉じ込めている本当の言葉たちを『海のはじまり』に登場する一人ひとりに引き出され、恥ずかしいくらい混じり気のない『自分』という名の一色で書ききった結果、『新しい恋人達に』という楽曲になりました。子供、母、父、その名前や理想に対する苦しみや悲しみが、少しでも和らぎ、大切にされますように」と願った。