【韓国】兵役逃れで“わざと太った”26歳男性に執行猶予付き懲役刑 高カロリー&バイト退職
韓国で兵役逃れのためわざと太った20代男性が、執行猶予付きの懲役刑を宣告された。 韓国のソウル新聞は24日「法廷は、兵役法違反の疑いで起訴された26歳のA氏に13日、懲役1年、執行猶予2年を言い渡した」と伝えた。 報道によると、A氏は17年10月17日、初めての兵役判定検査で、現役兵として入隊対象となる身体等級「2級」判定を受けた。以後、大学入試、資格試験、出国待機などの理由で入隊を数回延期し、22年9月29日、再兵役判定の検査対象になった。その後A氏は、肥満を示すBMIが35以上の場合、身体等級4級の判定を受け、欠員補助要員にあたる補充役になるという規則を利用し、人為的に、体重を入隊基準以上まで増やすことに決めたという。 友人からの献立表をもとに、カロリーの高い物を中心に食事をし、食事量も普段の2倍に増やした。さらに、増やした体重がまた減ることを心配し、エネルギーの消耗量が高いアルバイトをやめた。体重測定直前には水を多量に飲んで人為的に体重を増やした。 その結果、23年6月2日に行われた抜き打ちの再測定で、身長169・0センチ、体重102・3キロ、BMI135・8と測定され、身体等級4級と最終判定され、補充役の招集対象になっていた。