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5月29日夕方、兵庫県西宮市にある社宅の一室が燃える火事があり警察は住人の19歳の男を部屋に放火した疑いで現行犯逮捕しました。 【画像を見る】黒いすすが残る火事現場　火元の一室が全焼して鎮火した 　29日午後4時14分ごろ、兵庫県西宮市大谷町の集合住宅で、「玄関から黒い煙が出ている」と通行人から消防に通報がありました。 　消防などによりますと、5階建ての建物の2階の1室から火が出たということです。この火事で消防車11台が出動し、火元の1室が全焼して、火はおよそ1時間後に消し止められました。 　警察によりますと、この火事で逃げ遅れや搬送された人はいないということです。 　警察はこの部屋に住む作業員の19歳の男が、「家の布団に火をつけた」などと話したことから、現住建造物等放火の疑いで現行犯逮捕しました。 　また、この集合住宅はJR西日本の社宅だということです。 　男は両親と姉の4人暮らしで、火が出た際は室内に1人でいたということです。 　警察の取り調べに対して、男は「音がうるさくて火をつけた」などと話しているということです。