広島カープのドラ1・常廣羽也斗は1年目から活躍なるか 過去10年のドラ1は既に3人が大台突破
2024年が幕を開けて早6日、多くの企業が仕事始めを迎えているなか、広島カープは5日から球団フロントが動き出した。2023年はセ・リーグ2位でシーズンを終え、あと一歩優勝に届かなかった。その後のドラフトでは青山学院大の即戦力右腕・常廣 羽也斗投手(大分舞鶴出身)を指名した。 【動画】剛速球連発!常廣羽也斗のピッチングが凄まじい! その常廣を、新井監督が早くも今季のキーマンの1人に挙げるほどの期待度は高い。まもなく始まる新人合同自主トレを含めて、ドラ1にふさわしい活躍を見せられるか期待がかかるが、過去10年のドラフト1位を見ていくと、明暗がはっきりしている。 大台の年俸1億円超えを果たしているのが既に3人。先発ローテーションの一角を担う大瀬良 大地投手(長崎日大出身)、森下 暢仁投手(大分商出身)。さらに守護神・栗林 良吏投手(愛知黎明出身)が活躍している。 特に森下、栗林は2021年の東京五輪で、日本の金メダル獲得に大きく貢献。名実ともに球界屈指の好投手となった。エース・大瀬らとともに2024年も投手陣を引っ張る活躍を見せて欲しいところだ。 また野手では、小園 海斗内野手(報徳学園出身)が実力を付け始めた。先日のアジアチャンピオンシップで、侍ジャパンに招集されるなど、期待値は高い。ここまでで120打点を記録するなど、着実に実績を残してきた。2024年は更なる飛躍が期待されるところだ。 他には2014年のドラ1・野間 峻祥外野手(村野工出身)が、2023年までに832試合に出場するなど、チームの戦力となっている。 一方で、2015年のドラ1・岡田 明丈投手(大阪商業大高出身)は、ケガの影響で2024年からは育成契約で再スタート。広陵時代に強打を発揮して期待された中村 奨成捕手も、1軍通算2本塁打と、活躍には至っていない。 即戦力として期待される常廣はどんなプロ生活を送るのか。1年目からの活躍を期待したい。