“スノボー新星”17歳長谷川帝勝 ジュニア世界選手権V スロープスタイルで圧巻の“キャブ1440”決める
◆スノーボード・ジュニア世界選手権(30日、ニュージーランド・カードローナ) 14歳~18歳の選手たちが集まり世界一を決める大会、スノーボード・ジュニア世界選手権のスロープスタイル種目で17歳の長谷川帝勝(たいが)選手が優勝を飾りました。 【画像】世界選手権金メダル獲得後、帰国した長谷川帝勝選手 コースに設置された階段の手すりのようなレールや、キッカーと呼ばれるジャンプ台を滑り、得点を競うこの種目。今回のジュニア世界選手権は、2本滑って点数の良かった方が採用されるベストラン方式で行われました。長谷川選手は2本目に大技『キャブ1440』を繰り出し成功させるなど迫力のあるエアを披露。出場選手唯一の90点台をたたき出してスロープスタイル種目で初優勝となりました。 長谷川選手は2023年のカテゴリー分けのない世界選手権では、ビッグエア種目で日本人初の金メダルを獲得。2026年のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪のメダル獲得も期待される日本スノーボード界期待の若手です。 長谷川選手は2日に行われるビッグエア種目にも出場予定。優勝すれば今回のジュニア世界選手権では2種目制覇になります。 【大会結果】 1位 90.25 長谷川帝勝(日本) 2位 87.25 スパーディング・キャメロン(カナダ) 3位 84.25 宮村結斗(日本)