春のそよかぜになびく、藤の花。16日から福岡県八女市黒木町の素盞鳴（すさのお）神社で、大藤まつりが始まりました。 国指定の天然記念物、黒木（くろぎ）の大藤（おおふじ）が満開を迎え、訪れた人を楽しませています。 ■訪れた人 「桜がちょっと遅かったので遅いのかなと思ったら、急に咲き始めました。」 八女市は日中、25℃近くまで上がり、汗ばむ陽気となりました。 優雅に咲き誇る藤の花は、その香りも特徴です。 ■訪れた人 「マスクしとってもね、匂いがする。あま～い匂いね。」 「さわやかな匂いというか。」 「いい匂いを体中に浴びて。よかったね。」 「なんて言ったらいいんでしょうかね、非常にいい香りがしますね。」 16日から午後6時半から午後10時までのライトアップも始まります。見頃は来週初めまで続く見込みです。季節は新緑まぶしい初夏へと移ろいます。