上五島2棟全焼火災は「放火事件」と断定 遺体の身元判明 警察「遺体で見つかった男性が火をつけた可能性高い」
25日、新上五島町で住宅2棟が全焼し1人の遺体が見つかった火災で28日、遺体の身元が居住者の81歳の男性と判明しました。警察は放火事件として捜査していて、この男性が火をつけた可能性が高いとしています。 【写真】上五島2棟全焼火災は「放火事件」と断定 遺体の身元判明 警察「遺体で見つかった男性が火をつけた可能性高い」
25日(木)午前3時45分ごろ、新上五島町青方郷で木造2階建ての住宅2棟が全焼しました。このうち2世帯が暮らしていた集合住宅で、身元不明の1人の遺体が見つかりました。 司法解剖の結果、身元はこの家で一人暮らしの無職・竹山茂雄さん81歳と判明しました。死因は焼死でした。 通報した居住者(26日取材):「外からハンマーを持って窓ガラスを叩き割るところを目撃しました。(ガラスを)割ってたのは隣の伯父さん(遺体で見つかった竹山茂雄さん)ですね。何かガソリンのような火が広がるようなものを投げ入れられたんじゃないかと思っています」 新上五島署は付近の防犯カメラに家に火を放つ人影が映っていたことから放火事件と断定しました。また通報した居住者の目撃証言などから死亡した竹山茂雄さんが火をつけた可能性が高いとみて裏付け捜査を進めています。
NCC長崎文化放送