過去最低を更新…神奈川の合計特殊出生率は1・13 全国でも6番目の低さ
厚生労働省が発表した2023年の人口動態統計(概数)によると、神奈川県の合計特殊出生率は前年比0・04ポイント低下の1・13で過去最低を更新した。低下は8年連続で、全国の1・20を下回った。都道府県別でも東京、北海道、宮城、秋田、京都に次いで6番目に低かった。 ここ20年の推移をみると、05年に1・19で底を打ち、15年には1・39まで回復したが、その後は低下が続き、22年に過去最低の1・17を記録。23年はさらに落ち込んだことになる。
神奈川新聞社