内島萌夏「思い切りプレーしたい」ウィンブルドン本戦初挑戦で世界10位と対戦<女子テニス>
ウィンブルドン
女子テニスで世界ランク68位の内島萌夏は1日に開幕するテニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に出場する。その内島は開幕直前、同大会を全日程生中継するWOWOWのインタビューに答えた。 【大坂 なおみ、シフィオンテク、内島萌夏ら ウィンブルドン組合せ】 22歳の内島は今季、ツアー下部のITF大会で3週連続優勝を達成。先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では予選を勝ち抜き本戦入りし、1回戦でI・ブリージョ エスコリフエラ(スペイン)を下して四大大会初勝利を挙げた。 その後、芝2大会に出場。しかし、ロスシー・クラシック(イギリス/バーミンガム、芝、WTA250)では予選を勝ち抜くも本戦1回戦で敗退。続くロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、WTA500)では予選1回戦で敗れている。 ウィンブルドンに出場するのは3年連続3度目であるが2大会は予選で敗退。本戦初挑戦となる今大会では1回戦で第10シードで世界ランク10位のO・ジャバー(チュニジア)と対戦する。 【内島萌夏 WOWOWインタビュー】 Q.ここまでの仕上がりや手応えはいかがですか? テニスキャリアを振り返ってみても、そんなに芝での試合を経験しているわけではないので、正直得意としているサーフェスではないです。シーズンでみても短いシーズンなので、いつものように楽しむことを忘れずにプレーしたいと思います。 Q.初戦で対戦するジャバー選手の印象はいかがですか? 彼女は昨年ここで準優勝していますし、長年トップで戦っている選手です。全仏オープンでのサバレンカ選手に続き、またTOP10の選手と大きな舞台で対戦できることはすごく楽しみです。 Q.芝での戦い方や対策していることを教えてください。 私はクレーのようにボールが弾むコートが好きなのですが、(芝は)ボールの弾みが弱いので軌道が低く、フットワークなども普段と違います。ボールが速く、自分のペースでラリーができないので、いつもより早く構えたり、軌道の低いラリーでスライスを多用していくことを意識しています。何度練習しても慣れないコートだと感じています。 Q.出場権を獲得したパリ五輪にかける思いを聞かせてください。 今年の初めは(世界ランキングが)190位くらいで、代表選出には程遠いと思っていたので、正直今もあまり実感はないです。クレーシーズンは良い戦いができたので、また自分の好きなクレーコートに戻れることは嬉しいですし、国を背負って戦えることは光栄なことなので、出場できてすごくうれしいです。 Q.今大会にかける意気込みをお聞かせください。 初戦からタフな相手なので、あまり余計なことは考えずに試合ができればよいと思っています。今回は穂積選手と組ませていただいてダブルスも出場できることになったので、楽しんで思い切りプレーしたいと思います。
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