メドベージェフ、クレーに「自信」も「どの試合も五分五分かな…」 マドリッドOPは第3シードで参戦<男子テニス>
ムチュア・マドリッド・オープン
男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は23日、第3シードで出場する世界ランク4位のD・メドベージェフの大会前の記者会見を開催。クレーコートが苦手とされるなかで、昨年のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)を制した経験が大きな自信につながっていると語った。 【メドベージェフ、シナー、アルカラス、西岡 良仁、ダニエル 太郎らマドリッドOP組合せ】 ツアーにおけるクレーコートでの成績が29勝27敗というメドベージェフ。ファンなどからはクレーコートが苦手な選手というイメージが持たれているが、昨年のBNLイタリア国際ではA・ズベレフ(ドイツ)やS・チチパス(ギリシャ)、H・ルーネ(デンマーク)らを破り、ツアータイトル20個目にして初のクレーコートでのトロフィーを手に入れた。 メドベージェフは大会前の会見でクレーコートへの適応や自信について説明している。 「正直調子はいいよ。毎年、クレーコートに行けば行くほどそう感じるんだ。『楽しむ』と言っても、僕のプレーはハードコートに比べてできることが少し限られていることは分かっている。ハードコートでいい試合をすれば、90パーセントの試合は勝てるだろうと思っているんだ」 「でも、クレーコートではそうはいかない。どの試合も五分五分と言ったところかな。でも、何ができるかはわかっている。自分の側からやりたいことをやるしかないし、それをやろうとしているし、自信もある。この街は大好きだし、素晴らしいからね」 「クレーをますます楽しんでいるよ。クレーコートでは大きなことができると感じているんだ。去年ローマで優勝したように、もっと多くの大会で優勝したいし、ローマやローラン・ギャロスでもっといいプレーができるように頑張りたいね」 メドベージェフは今大会、初戦の2回戦で世界ランク36位のM・アルナルディ(イタリア)と同67位のC・オコネル(オーストラリア)のどちらかと対戦する。