ラツィオでの去就次第?サッリ監督に古巣ナポリ&フィオレンティーナが関心か|セリエA
ラツィオのマウリツィオ・サッリ監督の将来について、注目が集まっているようだ。 2021年夏に就任したサッリ監督の下、昨季はセリエAを2位で終えたラツィオ。しかし今季は序盤から苦しい戦いが続いており、リーグ戦27試合を終えて12勝4分け11敗と勝ち点40で9位に甘んじている。そして『Corriere dello Sport』によると、補強などをめぐりクラウディオ・ロティート会長との対立が深刻となっており、今季限りでの退任に近づいていると伝えられている。 しかし『Il Messaggero』によると、ロティート会長は直近で解任することはないと発言。コッパ・イタリアでは準決勝まで勝ち残っていることを理解しており、さらに契約解除金を支払うつもりはないようだ。そのため、2025年まで契約を残すサッリ監督の将来は本人の手に委ねられている模様。同指揮官もラツィオでのプロジェクトに強い関心を持っており、上層部の信頼を高めるとともに移籍市場でのサポートに期待しているようだ。 その一方で同メディアは、サッリ監督の動向をフィオレンティーナとナポリが注視していると報道。指揮官自身は故郷であるフィレンツェに戻ることに抵抗はないようだが、2015年~2018年まで指揮したナポリへの復帰は考えていないと伝えられている。今後の動向に注目だ。