小林旭が亡き妻のへの思い語る「もっとはっきり言ってくれれば」 夫婦最後の言葉は…
テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・午後1時)が6日に放送され、歌手で俳優の小林旭が出演。番組内で小林は2020年に肺がんのため、84歳で亡くなった妻・青山京子さんへの思いを語った。 【写真】女優時代の青山京子さん 小林はがんが発覚する前の様子を「調子が悪そうな顔をするのが1年くらい続いたんですよ」と振り返り「仕事から帰ったりする度に『お疲れさま』って出てくる顔が疲れてきているような、げっそりしたような状態だった」と当時の様子を語った。心配の声をかけても「私は大丈夫」と繰り返すばかりだったというが、娘には体の不調を訴えていたようで、頭痛がひどくなった青山さんを見かねて娘が病院に連れて行ったところ、がんが発見。そのまま入院したと明かした。 青山さんは治療中、小林を気遣い「痛い」や「疲れた」という弱音を吐くことはせず「頑張り屋と言えば頑張り屋なんですけど、もっとはっきり言ってくれれば何か打つ手はあったんじゃないかな」と切ない思い出を語った。 亡くなる数時間前には病室を訪れており、帰宅する際には「じゃあまたね」と声をかけると「またね。おやすみなさい」と返されたという。入れ替わりで病室を訪れていた息子が最後を見守り「とっても素晴らしい人生を過ごした。幸せだった私は。ごきげんよう」と言葉を残したと振り返った。
報知新聞社