邁進のマリナーズ、イチローや大魔神・佐々木を擁した2001年以来の地区Vへ「6月1日時点の首位が優勝するのは、約60パーセント」
現地6月2日時点で、ア・リーグ西地区の順位は、1位はシアトル・マリナーズ、ゲーム差4の2位がテキサス・レンジャーズ、同3.5の3位にヒューストン・アストロズ、同2.5差の4位にオークランド・アスレティックス、同2差の最下位がロサンゼルス・エンジェルスとなっている。 【動画】マリナーズ対エンジェルスの最新試合をチェック! こうした状況のなか、データに強い『MLB.com』のサラ・ラングス記者は、6月1日時点の成績がシーズンの行方を見通す材料になると紹介。「短縮シーズンだった2020年は除き、1996年以降で最終的に地区優勝した162チームのうち、95チームが6月1日時点で首位だった。これは約60パーセントに該当する」と伝えた。 続けて、「ニューヨーク・ヤンキース、クリーブランド・ガーディアンズ、マリナーズ、フィラデルフィア・フィリーズ、ミルウォーキー・ブルワーズ、ロサンゼルス・ドジャースのファンの皆さんは、とくに注目してほしい」と、各地区の首位チームのファンに呼び掛けている。 23年シーズンは6月1日時点で首位だった6チームのうち、4チームは地区優勝。残る2チーム(タンパベイ・レイズとテキサス・レンジャーズ)は、ワイルドカードでポストシーズンに進出している。ただ、6月1日時点の首位だった全6チームが、そのまま優勝したケースは98年の1シーズンしかない。 また、96年以降、ワールドシリーズで優勝した27チームのうち、20年を除く15チームが6月1日時点で首位だったという。23年にワールドシリーズを制したレンジャーズは、6月1日時点では首位だったが、地区優勝は逃している。 「前年王者のレンジャーズは6月に入っても首位ではない。しかし、データ的にみれば、それほど珍しいことではない。96年以降にワールドシリーズで優勝し、翌年5月末時点で首位にいたのはわずか6チームだけで、18年のアストロズが最後に達成したチームだ」 ラングス記者は、王者レンジャーズが2位となっているア・リーグ西地区に注目。「マリナーズが6月1日時点で首位にいるのは03年以来」とし、マリナーズが地区優勝すれば、01年以来になると伝えた。 01年のマリナーズは、1年目のイチローや2年目の佐々木主浩の活躍で地区優勝。はたして現時点で首位に立つマリナーズが、23年ぶりの地区制覇を成し遂げられるだろうか。 構成●THE DIGEST編集部
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