【MLB】 菊池が6Kの力投で8勝目 ダイヤモンドバックスは3連敗でWC圏外まで1G差に転落
【ダイヤモンドバックス5-11アストロズ】@ミニッツメイド・パーク
日本時間9月8日、アストロズの菊池雄星がダイヤモンドバックスに対して力投を見せ、今季8勝目をマークした。菊池は6回を投げて2本塁打を浴びて4失点を喫しながらも、6三振を奪う力投。アストロズ打線も2桁得点の攻勢で菊池を援護した。後半戦から絶好調だったダイヤモンドバックスはここにきて3連敗とブレーキがかかり、ワイルドカード4位のブレーブスとのゲーム差はわずか1となってしまった。 【動画】アストロズ・菊池雄星の好投 ダイヤモンドバックスは2回、7番ケビン・ニューマンのタイムリーと犠牲フライで先制。アストロズに1点を返されて迎えた4回にも、ニューマンの3号ソロで加点した。アストロズ打線は4回、不振でマイナー落ちしていた9番チャズ・マコーミックと2番ヨーダン・アルバレスがタイムリーを放って逆転。さらに押し出しでこの回、5対3とリードを広げる。ダイヤモンドバックスは6回に、5番エウヘニオ・スアレスの25号ソロで1点差に迫ったが、その直後の6回裏にアストロズ打線に5得点のビッグイニングを作られ、ここで勝負あり。5番ジェレミー・ペーニャが15号3ランを突き刺して勝負を決定付けた。 菊池はアストロズ移籍後では最多の4失点を許したが、アストロズ移籍後は負けなしで4勝目。移籍後の7先発で防御率3.07、WHIP0.98、奪三振率11.63とエース級の数字をマークしている。アストロズは菊池加入までは先発ローテーションが最大の弱点だった。菊池が加入する7月30日までの先発ローテーションはメジャー17位の防御率4.21と停滞。しかし、菊池が加入してからはメジャー1位の防御率2.99と大変貌を遂げた。今季は出だしが鈍かったアストロズだが、菊池の加入にも助けられて、プレーオフにはリーグ優勝の有力候補として臨むことになりそうだ。