筑波大が4度目の3位に

筑波大が2年ぶり4度目の3位に

12月17日、「第75回全日本大学バスケットボール選手権大会」(インカレ2023)男子最終日、3位決定戦で専修大(関東2位)と筑波大(関東7位)が対戦。1Q9-7というロースコアの立ち上がりから拮抗した展開が続いたが、4Q立ち上がりから連続得点した筑波大が粘る専修大を退けて50-48で勝利。21年ぶり3度目の3位になった。 【動画】筑波大&専修大のハイライトプレーをチェック 男子は前週までベスト4が決定。ファイナル4は初の群馬県開催、オープンハウスアリーナ太田(太田市総合体育館)での開催となる。筑波大は1回戦で浜松学院大(東海3位)に71-60、2回戦・日本体育大(関東4位)には激戦の末75-73で競り勝ち、準々決勝では山梨学院大(関東9位)を73-58で下してファイナル4に進出。昨日は白鷗大(関東1位)に対して4Q流れを作られて76-84で敗れている。一方、専修大は初戦となる2回戦で中央大(関東8位)に97-67、準々決勝で中京大(東海1位)に74-64で準決勝に駒を進めすると東海大(関東5位)に対して4Q終盤に同点まで迫ったが、69-70で惜敗となった。 立ち上がり、筑波大はNo.19間山柊の3Pシュート、No.31小川敦也のレイアップで得点。対する専修大はNo.13クベマ ジョセフ スティーブがポストプレー、No.7河合海輝のミドルジャンパーで入れ換えるが、その後はスコアが動かない。残り5分に筑波大はNo.35平田航大が久しぶりに決めると、続くポイントは残り1分半の専修大No.30齋達也。専修大はさらにその1分後にNo.97ジョベ モハメドが3Pプレーを決めたが、9-7とロースコアの1Qとなる。 2Q初得点も専修大No.97モハメドの3Pプレーだった。ディフェンスで筑波大のチャンスを詰むとNo.31松野遥弥が3Pシュート、No.97モハメド3度目の3Pプレーで18-7と2桁差になる。筑波大はいいディフェンスから早い展開を作るものの、フィニッシュの精度が上がらず。残り5分15秒にNo.35平田が決めた速攻2Q初得点に。ここからNo.31小川、No.35平田、No.19間山がオフェンスを引っ張るとディフェンスも好転し、点差を詰めていく。終了間際、筑波大はNo.2木林優が3Pシュートを成功。専修大はNo.16淺野ケニーが得点したものの、26-24と2点差でハーフタイムを迎えた。 ファーストオフェンス、No.2木林のフェイドアウェイで同点に。続いてNo.34三谷の3Pシュートでリードを奪うが、専修大No.11赤嶺有奎が3Pシュートを入れ返して同点に。ここからは1～2ポゼッション差での攻防が続き、専修大の40-39で3Qを終えた。 4Q立ち上がり、筑波大はNo.31小川、No.11横地聖真、No.14坂本康成、No.6副島成翔が連続得点。47-40と逆転する。専修大はNo.6上村大佐が3Pシュートを決めるが、あとが続かない。それでも残り1分、専修大はNo.16淺野の3Pシュートが決まって46-49と3点差に。筑波大の続くオフェンスはショットクロック・バイオレーションになってしまう。続く専修大のオフェンスもショットクロック・バイオレーションに。万事休すかと思われたが、残り17秒、筑波大No.11横地がオフェンス・ファウルを犯してしまう。ここでタイムアウトを取った専修大はNo.31松野の3Pシュートを狙ったが入らず。それでもNo.16淺野のティップで1点差に。残り5.5秒で、さらにファウルゲームを展開。ここで筑波大No.34三谷のフリースロー成功は1本のみに。残り4.1秒で2点差、逆転を狙った専修大はNo.16淺野がハーフコートショットを放ったが決まらず。筑波大が50-48で勝利して3位になった。 ------------------------------------------------------------------------------------------ 大会名：第75回全日本大学バスケットボール選手権大会（インカレ2023） 主催：公益財団法人日本バスケットボール協会/一般財団法人全日本大学バスケットボール連盟 共催：一般社団法人大学スポーツ協会 特別協賛：三菱電機株式会社 大会期間：2023年12月2日(土)～10日(日)、16日(土)、17日(日) 会場：国立代々木競技場第二体育館（東京都渋谷区神南2-1-1）、大田区総合体育館（東京都大田区東蒲田1-11-1）、エスフォルタアリーナ八王子（東京都八王子市狭間町1453-1）、太田市総合体育館（OPENHOUSEARENAOTA/群馬県太田市飯塚町1059） 参加チーム：男女各40チーム（計80チーム） 配信：バスケットLIVEほか