フジ・新人アナ“容姿イジり”炎上…「明らかにいじめ」「愛あるイジりなんて無い」 視聴者たちのホンネとは
いじめか、イジリか… その違いとは
フジテレビ系情報番組「めざましテレビ」の公式YouTubeチャンネルが公開した、CM中のアナウンサー同士のやり取りが“いじめ”ではないかと炎上している件。これを発端にSNSでは、イジりといじめの違いとは何かや、愛のあるイジりは存在するのか、などの議論に発展しています。 【画像】「いじめでは…?」これがフジテレビ《炎上動画》の発言です(画像19枚) くだんの動画は2024年7月にオンエアされた「めざましどようび」生放送の様子と、CM中に交わされたやり取りをまとめた内容。屋外から中継する23歳新人の上垣晄太朗アナから漂う“ベテラン感”にスタジオの先輩アナたちがツッコミを入れる形で「似合わないね~Tシャツが」「23歳なんだよね?」「違うんじゃないですか?」「信じられない」「絶対ウソつきだよ」といった言葉を本人に向ける様子がまとめられています。 これが10月下旬になってSNS上で拡散され、「容姿をいじるなんて最低」「新人を笑いものにして何が面白いの?」「イジりじゃなくて明らかにいじめでしょ」「パワハラでは?」と批判が相次ぎました。30日(水)昼現在も、炎上状態は続いています。 テレビ局という華やかなイメージの強い業界での出来事ではあるものの、「こんな職場絶対イヤでしょ」「ルッキズム丸出しな感性が古い」と、現代の価値観と照らして“ノー”を表明するユーザーが多数。また、「いかにもフジテレビって感じだね」と同局の見識を問う意見まで見られました。 一方で、「本気でいじめているわけではない」「新人が打ち解けられるようにしているだけ」「愛のあるイジりで、いじめとは違う」と捉えるユーザーも。これによって“愛のあるイジり”とは何かについて話は及び、「イジられた側も気分が上がって面白く言い返せるなら笑いにつながるイジリかもしれないけど、今回のはそうじゃないでしょ」「急にイジられて、面白い返しができなければ『つまんないやつ』とジャッジされるなんて一方的な暴力みたいなもの」「何が愛だよ。強い相手にはしないくせに」「愛あるイジりなんて、いじめを正当化したいやつが使う言葉」と、そもそも“愛のあるイジり”なんてないと主張する人や、双方の信頼関係やあうんの呼吸があってこそ成立するもの、などと指摘する声も上がっています。 特に職場など上下関係が明確な場では、仮に「愛のあるイジり」だと思って発言した内容であっても、受け取る側や周囲にはいじめやパワハラと映ってしまう怖れも十分あるため、注意が必要と言えます。
LASISA編集部