井上新監督の下で“チャンス”!? 中日、新たな1軍戦力候補(5)“次世代エース”に急浮上…?
2024年限りで立浪和義監督が退任し、2025年シーズンから井上一樹新監督が指揮を執る中日ドラゴンズ。プロ野球では指揮官が代われば、起用方針も変わることが多い。井上監督の就任初年度となる来季は、戦力層が大きく変わる可能性もありそうだ。そこで今回は、井上新体制で一軍起用が増えそうな選手を紹介したい。
松木平優太
・投打:右投右打 ・身長/体重:178cm/78kg ・生年月日:2003年2月24日 ・経歴:精華高 ・ドラフト:2020年育成選手ドラフト3位 今季は支配下契約を勝ち取り、一軍でプロ初勝利もマークした松木平優太。次世代エース候補として、来季はさらなる飛躍が期待される。 精華高から2020年育成選手ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団。しかし、プロでは制球面が大きな課題となり、ファームで悪戦苦闘の日々が続いた。 昨季はファームで16試合に登板し、5勝4敗、防御率4.56をマークしてウエスタン・リーグ優秀選手賞を受賞。ただ、4点台中盤の防御率が示すように、不安定感は否めなかった。 そんな中、高卒4年目の今季は、ファームで好投を連発した松木平。制球力を劇的に改善させるなど猛アピールを続け、7月に支配下契約を勝ち取った。 同月10日のDeNA戦ではプロ初登板初先発を果たし、7回3失点の好投を披露。敗戦投手にはなったものの、リーグ屈指の左腕・東克樹を相手に堂々の投げ合いを演じた。 同31日のヤクルト戦では、6回無失点の好投でプロ初勝利をマーク。その後も一軍で先発登板を重ね、今季は8試合の登板で2勝4敗、防御率3.70の成績で終えた。 今オフに就任した井上一樹新監督からの期待も高く、来季は開幕から先発ローテーションの一角を担いたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部