「夫にゴミ出しすら頼めなかった」長山洋子(56)乳がんを経験してたどり着いた人生の意味「もっとわがままに生きよう」
── なるほど(笑)。ご自分を過度に責めるのをやめたんですね。 長山さん:そうだと思いますね。モヤモヤを放置しておくと、いろいろ考えだしてしまうので、ひとつずつきちんと解消してから、前に進みたいタイプなんです。相手と自分の感情は絶対に違うので、ちょっと気持ちが落ち着いてから、話し合いをして解決したい。モヤモヤを自分のなかに溜めこまないようになって、すごく生きやすくなりました。 PROFILE 長山洋子さん
ながやま・ようこ。1968年、東京都生まれ。1984年に『春はSA-RA SA-RA』でアイドル・ポップスシンガーとしてデビュー。86年にユーロビートの代表曲『ヴィーナス』をカバーし、大ヒット。88年、映画『恋子の毎日』に主演し、女優としても活躍。93年に25歳で演歌歌手に転身し、以後、演歌界で活躍。2009年にアメリカ人実業家と結婚し、翌年に長女を出産。 取材・文/西尾英子 写真提供/長山洋子
西尾英子