「兄がシベリアから帰ってきました」旧ソ連に抑留され亡くなった男性の遺骨 80年余りの時を経て遺族の元へ
HTB北海道ニュース
戦後旧ソ連に抑留され、現地で亡くなった男性の遺骨が80年余りの時を経て17日に遺族の元へ返りました。 北海道の佐呂間町で遺族のもとに返還されたのは渡井良明さんの遺骨です。渡井さんは第二次世界大戦後、抑留先の旧ソ連の病院で26歳の若さで死亡しました。遺骨はハバロフスク地方に埋葬されていたものを国の遺骨収集派遣団が収集していたもので、DNA鑑定の結果返還に至りました。 良明さんの弟 渡井 靖夫さん) 「83年という長い年月を経て今日こんなうれしい日が来るとは夢にも思っていませんでした」、「兄がシベリアから帰ってきました、感無量です」。 道によりますと2015年以降、道内では渡井さんを含めて13人の遺骨が遺族のもとに返還されています。
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