マンチェスター・U指揮官がFA杯準決勝辛勝後のメディアに対して苛立ち「結果よりも君たちのリアクションが恥ずかしい」
マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督は、FAカップ準決勝後のメディアに対しての苛立ちをあらわにした。 21日のFAカップ準決勝でマンチェスター・Uはチャンピオンシップのコヴェントリー・シティと対戦。58分までに3点のリードを奪ったマンチェスター・Uだが、71分から3失点を喫して同点に。延長戦でVARに救われる場面もあったマンチェスター・Uは、PK戦の末に辛くも勝利して2シーズン連続の決勝進出を決めた。 しかしこの試合後、元マンチェスター・U主将ロイ・キーン氏からは「このマンチェチェスター・ユナイテッドチームをほとんど嫌いになりかけている」などと辛辣なコメントを受け、さらにイギリスメディアからもこの試合でのパフォーマンスを酷評されていた。 24日のシェフィールド・ユナイテッド戦を前にしたプレスカンファレンスでテン・ハーグ監督は、FAカップ準決勝後のメディアの反応に対して「メディアのリアクションをまったくもって理解できない。君たちは“恥ずかしいか?”と質問してきた。ノー、君たちのリアクションが恥ずかしい」と話し、厳しい言葉を並べた。 「トップレベルのフットボールでは、結果が重要だ。我々は決勝進出を決めたし、それにふさわしかった。この試合だけではなく、他の試合でも同じだ。最後の20分まで我々は試合を支配していたし、不運な面もあった」 「ペナルティではとても運が良かったが、我々は決勝進出を決め、これがとても大きな成果だ。2年間で2度目の決勝進出は素晴らしいことだ。私にとっては4年間で4度目のカップ戦決勝だ。だから、これらのコメントは恥ずべきものだ」