侍公式戦初先発の高橋宏斗「日韓戦、絶対に負けてはいけない試合…緊張感っていうのは1個違いました」
◇WBSCプレミア12 1次ラウンドB組第2戦 日本6―3韓国(2024年11月15日 台北D) 【写真】<日本・韓国>4回、同点ソロを浴び、厳しい表情を見せる高橋宏(中央) 野球日本代表「侍ジャパン」の高橋宏斗投手(22=中日)が15日、「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」1次ラウンドB組2戦目の韓国戦に先発登板。侍ジャパン公式戦初先発は4回78球を投げ7安打8奪三振2失点だった。 高橋は4投手で17三振を奪い韓国に勝利を飾った試合後「やっぱり反省するところは多かったんですけど、それよりもチームが勝てたこと、それが1番」と登板を振り返った。 2回までに先制を許すなど5安打を浴びた高橋宏は「やっぱり序盤はリズムをつかむのに必死でしたし、ちょっと最後(4回)打たれてはいけない1発だったので、そこはしっかりと反省しないといけないなと思いますけど、しっかり自分の球を投げ切ることができれば、連打は続くことはないかなっていうのを最後感じて終わりました」と分析。「イニング的にもう少し投げたかったですし、やっぱり同点のホームランっていうのは流れを韓国の方に与えたので、そこのやっぱり反省点っていうのはしっかりして、次の試合までにしっかり反省したい」と悔しそうな表情も見せた。 東京ラウンドまで勝ち進めば次回登板も期待される22歳右腕は「投げている球自体はチェコ戦からかなり良くはなってるので、その辺は継続していきながら…。あとは試合展開によって配球や僕の投げる球をちょっと変化していきながら、生かしていきたい。もちろん、もう1回投げるのであれば僕が行きたいですし、もうしっかり次は反省を生かして投げれるかなというふうに思うので、もっといい投球ができるように頑張りたいなと思います」と前を向いた。 「反省」という言葉を何度も使ったが、シーズン最速タイとなる157キロをマークするなど、力強い球も見られた。 「やっぱり独特の緊張感ありましたし、日韓戦、絶対に負けてはいけない試合だと思って僕も準備してたので、緊張感っていうのはやっぱり1個違いましたね」 侍公式戦初先発で韓国と対戦した独特の雰囲気をしみじみと語った高橋は、次なる登板を見据え「反省」を必ず力に変える。