29日にかけ平地でも大雪の恐れ 積雪増加のなか除雪中の死亡事故も 新潟
新潟県内は29日にかけて大気の非常に不安定な状態が続き、平地でも雪が降っています。こうしたなか、除雪作業中の死亡事故も発生しています。 28日は各地で積雪が増え、午後5時現在、津南町で2メートル21センチ、魚沼市守門で1メートル58センチなどとなっています。 29日午前6時までの24時間に降ると予想される雪の量は、いずれも多いところで中越の山沿いで60センチ、平地で25センチ。 予想より寒気が強まったり同じ地域で雪が降り続いたりした場合、中越と上越では警報級の大雪となる恐れがあります。 こうした中、南魚沼市中野で屋根の雪下ろしをしていた83歳の男性が転落し、死亡する事故がありました。 新潟県内では昨シーズン、除雪作業中に36件の人的被害が発生しています。「1人でしない」「無理しない」など十分注意して作業するようにしてください。
新潟放送